せいめい

せいめい
I
せいめい【声名】
よい評判。 ほまれ。 名声。
II
せいめい【声明】
自分の意思を多数の人に向かってはっきり知らせること。 特に, 政治上・外交上の意思を述べること。

「共同~」「内外に独立を~する」

III
せいめい【姓名】
名字と名前。 氏名。
IV
せいめい【性命】
(1)生まれながらの性質と天命。
(2)生命。 いのち。 また, 最も大切なもの。

「美しさを~にしてゐるあの女が/雁(鴎外)」

V
せいめい【晴明】
空の明らかに晴れ渡る・こと(さま)。

「朦昧の雲霧を闢き~の影を現す/日本開化小史(卯吉)」

VI
せいめい【正名】
名をただすこと。 名称を正すこと。 大義名分を明らかにすること。 孔子が国家を治める手段として君臣父子の名分を正すことを重視したことから, 儒学では正名論が盛んであった。
VII
せいめい【清明】
※一※ (名)
二十四節気の一。 三月節気。 太陽が黄経一五度に達した時をいい, 現行の太陽暦で四月五日頃にあたる。 万物清く陽気になる時期という意。
※二※ (名・形動)
清く明らかなこと。 清らかで, 曇りのないさま。

「~な月影」「天地~なり/新聞雑誌 40」

※三※ (形動タリ)
{※二※}に同じ。

「月殊に晴渡て, 虚空~たるに/太平記 12」

VIII
せいめい【生命】
(1)生物を, 無生物ではなく生物として存在させる本源。 生命を物質の一形態として発生的にとらえる機械論的考え方と, これを実体として見る生気論的考え方とが伝統的に対立する。 いのち。
(2)ある分野で活動していく上での原動力。 活動の根源となるもの。 また, その活動期間。

「政治~」「選手~」

(3)物事の存在を支える一番大切なもの。 いのち。

「信用は銀行の~だ」

IX
せいめい【盛名】
さかんな名声。 立派な評判。

「~をはせる」

X
せいめい【精明】
くわしくあきらかな・こと(さま)。

「論理~なり/明六雑誌 12」

XI
せいめい【聖明】
天子が知徳にすぐれている・こと(さま)。

「我が~なる天皇陛下/花間鶯(鉄腸)」

XII
せいめい【誓盟】
ちかうこと。 誓約。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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